多重債務者や過去に債務整理をした人、ブラックリストに載っている人などは消費者金融や銀行カードローンでの借り入れが不可能となっているので、急遽お金が入用となった時に困った経験を持っている人は少なくありません。
そこでそんなブラックな人でもお金が借りれるところとして注目されているのがソフト闇金の存在です。
ソフト闇金というと親切な業者が借入時の相談にのってくれることや、暴力的な取り立てがない特徴を持っていますが、闇金と同様に違法な高金利で貸し出しを行うなど取引手法が異なる業者です。
一般的な貸金業者では利息制限法によって上限金利を20%以下に抑えることを法律上で義務付けられていますが、ソフト闇金の場合は違法な高金利での貸付を行っており業者によって違いはありますが、相場としては7日で2割であったり10日で3割といった場合も少なくありません。
この金利は年利に変換すると20%が365日となると10日で730%ですし、30%が365日となると1564%とかなり高いことがわかります。
従来の闇金は暴力的な取り立てが特徴とされてきましたが、ソフト闇金の場合暴力による取り立てはほとんどなく、これは弁護士や警察の介入を恐れているためです。
利息制限法を超える貸し出しは民事上無効になることや、貸し出しをした業者は刑事罰の対象となるため、暴力を使わないことや期限にお金を調達することが出来ない場合は、返済日を延長するなど融通を効かせてくれることも多いです。
ブラックな人ほど便利な貸金業者ではありますが、高額な金利などをきちんと理解しリスクを考えた上で利用することが必要となります。