金融機関のブラックリストに載ってしまうと、融資を受けられなくなるので気を付けましょう。
ただし、ブラックリストというのは通称であり、具体的には信用情報が損なわれている状態を指します。
信用情報とはローンやクレジットカードの申請などの際に用いられるデータです。
個人情報のなかでも特に客観的なもので、名前のとおり信用に値する人物であることを示してくれます。
思想や人種といった尊厳に関わるデリケートな情報は含まれていません。
普通に生活していれば、この信用情報が傷つくことはないでしょう。
言い換えると、お金に関して信頼を損なう行為をした場合に損なうことになります。
たとえば、自己破産をしてしまうと落ち幅は非常に大きいです。
ローンの返済が滞った場合も傷つきますし、携帯電話代の支払いが遅れただけでも影響を受けます。
また、いったんブラックリストに載ってしまうと、いくら頼み込んでも抹消してもらえません。
時間の経過によってしか消えないので、その間は融資を受けられなくなることが基本です。
実際の期間は、信用情報の期間や対象の出来事によって異なります。
たとえば、同じ個人再生でも5年と10年のケースが存在するといった具合です。