専業主婦を相手にお金を融資しようとする金融業者の中には、審査を甘くして通す業者もあるのですが、基本的に条件は同じである必要があるので要注意です。
要するに、その業者はブラック企業であり可能性があるということです。
専業主婦であれば、その収入は旦那さんの給料に頼らざるを得ません。
融資の際に審査を甘くしているのは、たとえ融資した本人が返済できなくなっても、本人に代わって旦那さんが返済してくれるのであまり問題ないと考えているからなのです。
ただし、専業主婦の中には、審査を甘くして通す業者から借りれるのも融資のシステムが顧客本意のものとなっているからなのだと思い込んでいる人もいるようなのです。
主婦でも、ある程度は定期的な収入を得ている人は不測の事態になっても自分で何とか乗りこえることができるでしょうが、旦那さんの収入だけが頼り人ならきちんと旦那さんと相談してみることをおすすめします。
金融業者から融資を受ける場合に何よりも大切なのは、計画的にきちんと返済していくことです。
専業主婦はらば、その計画書を収入元の旦那さんに見せて、一緒に返済していこうという姿勢が大切なのではないでしょうか。
専業主婦は専門の主婦業を営んでいるので、その分の収入を貰っていいというのも、ある意味では真実なのですから。
専業主婦がブラックでキャッシングを借りるのが難しいわけ
そもそもブラックになった人は、個人信用情報からブラックが消えるまでキャッシングの利用はできません。
申し込みはできますが、審査で即落とされてしまいます。
それが専業主婦の人となれば、もっとハードルは高くなってしまいます。
ほとんどのキャッシングは専業主婦への融資に対応していないからです。
少なくとも消費者金融や街金などが融資してくれる可能性はほとんどありません。
昔は金融機関の裁量によって融資するケースがありましたが、今は総量規制という決まりによって融資できないのです。
ノンバンク系の金融機関は、申込者に対して年収の3分の1までしか融資できない決まりがあります。
銀行は総量規制による縛りはないですが、ブラックの状態だと借りられる確率はゼロに等しいです。
ブラックから除外されるまでの期間は、一般的に5~10年かかります。
任意整理だと5年、個人再生と自己破産は7~10年と言われています。
ブラックの期間中はペナルティにより、どこからも融資を受けられないわけです。
さらに専業主婦の場合は、会社員より不利な立場にあります。
専業主婦はパートやアルバイトなどをしていない主婦業に徹している人を指しています。
本人に収入がないため、借りることは極めて難しいのです。